柾花音なのかもしれない。

猫の換毛期と戦っている

自分のCDが知ってるお店で流れる世界線に転生した柾花音の話【まかのんソングス~じぇいぽっぷ~】

華やかな手書きPOPの前に突っ立つ私から最初に出てきた言葉は、

「おあ…すごい…」

だった。

 

f:id:kanon_masaki:20210929195220j:image


誕生日からピッタリ1ヶ月後となる今日9月29日は、「まかのんソングス~じぇいぽっぷ~」の発売日だ。
ついにこの日が…と感慨深くなるところだが、とはいえこれを書いているのはフラゲ日である前日の28日なので、そこはご了承いただきたい。

 

さて、せっかく店舗名とメッセージを書いたポスターを届けたり、店内展示にサインをしたりと嬉しいバタバタの続く日だというのに、能天気にもツムツムをしながら電車に揺られていた頃の私は、正直まだ半信半疑だった。
ツムツムには大変失礼な話ではあるが、未だにツムツムのヘビーユーザーだと話せば周りには結構驚かれる。もう令和ですよとか時が止まってるとか、散々好き勝手に言ってくれる訳だが、実際自分のCDを目前にした時の私もその位フリーズしていた。

 

自分の背丈より高い場所に置かれている、ヴィレヴァン特有のあたたかみ溢れる店員さんの手描きイラストを見ながら、面食らった私は「明日起きた時に全部無くなっていたらどうしよう」などとぼんやり考える。

 

ブログや生配信などで柾の話を聞いた事がある人は何となく想像がつくかもしれないが、私は自分が何かをして、それが形になった時、何故かぼけーっとしてしまうタイプらしい。
スーパーネガティブ人間とは難儀なもので、問題を抱えてる時や悩んでいる時、頑張らなきゃと焦っている時は何となくだが"自分は柾花音である"という認識が確かにあるし、実際そんな日ばかりなのだが、いざこうして形になってみちゃうと、口から出るのは実感のない、人生ってすごいなー。みたいな深いんだか浅いんだかよく分からない小並感(死語…?)の連続だ。

 

自分を人生経験の豊富なオンナだと思ったことは無いが、それでも幼少期から決して平らでは無かった柾花音ライフの中で、手放しで人生ってすごいと思える日が来たことに満21歳の私は大変驚いている。何となくこれは、恐らくこれから数十年と生き長らえてく上で、割と真理に近いものな気がする。たぶん、嬉しいことも悲しいことも含めて、これからも人生ってすごいの連続なのだ。

 


さて、そんな浅い哲学は置いておいて、ついにCDと対面した私は、明日起きた時に全てが夢オチにならぬよう、しっかりと手書きのPOPを書いてきた。

 

バックヤードに通され、いつもヴィレヴァンで見ていた例の黄色いポップと、これがコピックかと思う位種類のありそうな大量のペン(実際はコピックではなく、ケロッピーみたいな名前のやつだった)を渡され、サインとか書いてくださいと言われる。
すごい。紙、割と大きい。さっき柾のコーナーで見たPOPよりも大きい。

 

さすがになにも参考がないのは怖いので、
「お手本とかってありますか!」とか「みんなどんなこと書いてますか!?」とか、「ヴィレヴァンっぽくしたいんですけど何色がオススメですか!?」などと店員さんを質問攻めにしてしまった。
あまりの慌てように困ったように笑われたものの、優しいお姉さんによるヴィレヴァンっぽさ講座を受け、所謂スタンダードセットである黒と赤をチョイス。その後は意外と早く書き終わった。

 

最近学んだことだが、こういう作業において1番大切なのは開き直る技術である。
たった1年半ほどの柾花音としての人生の中でも、色んなものにサインをしてきたし、メッセージを書いてきた。その度に誤字ったり、字がぐにゃってなっちゃったり、ペンが出なくなったりと、もうそれは様々なアクシデントがあったのだが、段々と結局は開き直るしかないのだと分かってくる。

昔のアニメのヒロインたちが挙って、てへっと言いながら揃いも揃って舌を出していたのは、自分のミスをいつまでも引きずっていても仕方がないと悟っていたからなのかもしれない。

 

 

上記の通り結局てへっの世界でしかないので、何かを書く時は思い切っていくのが柾流なのだが、タワーレコード渋谷店に伺った際「渋谷」の字を誤字っていると後から気付いてしまったときは、さすがにてへっではいかなかったので、急いで電車で戻って書き直した。

店員さんもマネージャーもマジでごめんなさい。

事実昨日の柾はそれは大変テンパっていたらしく、「渋谷」の字を直しても尚後から読み直すと肩書き等色々おかしい点が見つかるのだが、てへってしておくのでそこら辺はご愛嬌って事にしておいて欲しい。

 

ちなみに、タワーレコードに足を運ぶ際、柾のCD目当てのみんなには注意して欲しいのだが、まかのんソングスがおいてあるのは今のところ「J-POP」のコーナーである。
Vtuberのコーナーに数枚おいてある事も一応あるそうなのだが、渋谷店や新宿店のサインやメッセージはあくまでも邦楽扱いなので気をつけて欲しい。宜しく頼むぜ諸君。

 

また、タワーレコードの新宿店にある特典のポストカードにはメッセージを書かせて貰った。
全部違うメッセージが書いてあるので、よかったら手に入れて欲しい。
ちなみに、マネージャーには「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいている…みたいな事書いてるね」と笑われた。そんなに怖いことは書いてない、と思う。

 

別の特典にも少しずつサインをして行けたらいいな…と思っているので、実現したらTwitter等で報告するね。

 


さて!そんな感じで無事、柾花音2st(ndとも言う)アルバム、販売開始いたしました!!!
正直POPや、特設コーナーなるものが出来るとは思っていなかったから、本当にびっくり…!

 

VVさんに関しては、恐らく取扱店舗についての案内がれこーず公式から出ると思います。

VVさんの店舗Twitterの方でツイートしてくださっている場合もあるみたいなので、そちらも是非チェックしてみて欲しい。店員さんが書いて下さったPOPがめちゃめちゃ可愛いです。

 


また、CD発売を記念して…
リリイベの開催が決定いたしました!!!!!

 

【柾花音 まかのんソングス~じぇいぽっぷ~ リリース記念ライブ】

f:id:kanon_masaki:20210929195243j:image
https://open-mic.zaiko.io/_item/343139

 

なんと、プレミアムチケットをご購入いただくと、1on1トークでの生サイン会がついてきます!!!

随時zaikoの概要追加されていくみたいなんだけど、オンラインで君たちとお話しながら、みんなの名前とサインが書けちゃうみたいです。

 

直接お礼が言いたいという柾の長年の夢がようやく叶いました!!念願でした、これを本当に夢見てた、嬉しすぎる!!!!

 

上手く喋れるかなとか、何話そうとか、緊張するとか、色々あると思います…!けど、そこら辺は柾にお任せ下さい!
もうとにかくありがとうを言わせて欲しいので、良かったら遊びに来てね!!!

 


この間アニソンカバーアルバムが発売されたばかりなのに、ライブがあって、第2弾でCDが発売されて、楽しいこと尽くしの一年だ。
相変わらず楽しい頑張ろう楽しいで一生懸命な私だが、そんな余裕のない所も一緒に、これからも見守っていただけたらなと思う。

 

一年だ。とはいったものの、リリイベもあるし、そこから先の予定も、まだたぶん、きっとあると思う。
そして来年もまた、楽しい予定があるはずだ。


これを書きながら思ったのだけれど、何かが終わった時にぼけーっとしてしまうのは、きっと幸せボケなんだろうなーと思う。てへっ。